実際にやっているWordPressでテスト環境を作る簡単な方法を紹介
クライアントや自身のサイトを作る際にテスト環境を作りたい方も多いと思います。
静的サイトであれば「test」と書いたディレクトリを作ってそこにどんどん作っていけばいいですが、WordPressとなるとそんな単純にはいきません。
ドラッグして本アップというわけにはいかないので、どうやってテスト環境を用意すればいいか迷う方もいると思います。
私は以前、XAMPPやMAMPなどというPC上で作業できるローカル環境構築ツールを使っていましたが、とても面倒で難しいと思っています。なるべく簡単にテスト環境作れる方法をみなさん知りたいでしょう。
ということで今回は私が普段行っているWordPressサイトのテスト環境の簡単な作り方について紹介しようと思います。よければ参考にしてみてください。
テスト環境作る方法①:サブドメインを作る
個人的に一番よくやるのがこのサブドメインを作る方法です。
サブドメインとは、例えば当サイトhttps://mediarcs.com/でいうと、https://◯◯◯.mediarcs.com/のように◯◯◯の部分に新たに英数字が入るサブドメインを作ることです。
サブドメインはレンタルサーバーで簡単に作ることができますので、https://test.mediarcs.com/のように◯◯◯の部分をtestとかdemoとかにして新たにサブドメインを作っています。私はmixhost というレンタルサーバーを使っていますが簡単にサブドメインを作れます。
サブドメインを作るために使うドメインは使っていないドメインでもよくて、何でもいいです。私はお客さんに見せることも多いのでこのサイトを元にしてサブドメインを作ることが多いです。
その元にするドメインにレンタルサーバーのサービスなどでWordPressをインストールし、普通にどんどん作っていけばOKです。
サブディレクトリでも良いですが、個人的にはサブディレクトリだとFTPソフトでいじっているときなどに間違えてメインディレクトリのファイルを上書きしたりする可能性があって少し怖いので、全くゼロからファイルを作っていけるサブドメインの方が安全だと思っています。
そしてサブドメインで作ったサイトをアップしたい本番環境のドメインに引っ越しするのはドラッグするだけのように簡単にはできないので、次の次の章で紹介するプラグインを使うのがおすすめです。
テスト環境作る方法方法②:Localというアプリで作る
サブドメインを使わない方法でもうひとつの方法が、「Local」というPCのアプリを使うことです。
この方法だとその名の通りローカル環境でWordPressサイトを作ることができます。
さきほどのサブドメインはネットでアップされた状態ですが、このローカル環境は自分のPC上でネットに繋がらずとも修正して更新することができます。
情報漏洩などに厳しい管理が求められる場合にはこのLocalを使ってのローカルでのサイト作成がおすすめです。
ただローカル環境といっても、作っている途中のサイトをURLにしてチェックしてもらうこともできる(IDとパスワードが必要)ので不便なことはないと思います。
私自身も使っていて不便に感じたことはありません。しかもかなり簡単にできるのでどんな方にもおすすめです。具体的な使い方はネット上に多数ありますのでチェックしてみてください。
こちらも本番環境にアップするには次章のプラグインを使ってアップすることができます。
テスト環境から本番環境にアップする方法①②共通:All-in-One WP Migrationというプラグインを使う
上記の①②どちらで作ったサイトも、All-in-One WP Migrationというプラグインを使うことで簡単にサイトを本番環境のドメインにアップロードすることができます。
その際には移転先のドメインにもWordPressを入れておき、All-in-One WP Migrationもインストールしておくことが必要になります。
このプラグインを使うことでまるまる全く同じサイトが新しいドメインにできあがります。
ですが、ログインIDとパスワードは移行元の情報を使ってのログインとなることに注意してください。
まとめ
今回はWordPressのテスト環境をなるべく簡単に作る方法を紹介しました。どれも実際に私が行っている方法です。
興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
サイト制作を依頼してみたい方はお気軽にお問い合わせください。格安で制作を行っております。