ドメインはそのままでサーバーだけを替える手順の紹介
今使っているレンタルサーバーが様々な理由により不便となり、新たなレンタルサーバーに変えようという方も多いと思います。
今回はサーバー変更する際に行う手順を紹介しようと思います。
直近で実際にクライアントのサーバー移転を手伝ったこともあり、備忘録としても記載しておきます。
ちなみに今回はメールアドレスとホームページを使用しているドメイン会社はそのまま使うものとします。
事前準備
今回仕事でお手伝いした企業を元に記事を書いていきます。その会社の契約先と移転先などまとめておきます。
- レンタルサーバー:リコーからmixhostへ
- ドメイン会社:リコー
- ドメインで使用しているサービス:サイト、メールアドレス3つ(POP)
現在静的サイトを持っていたが、WordPress入れてブログ投稿もしたいという要望を受けました。ですがリコーのサーバーのPHPバージョンが古く、WordPressのほとんどの人気テーマやプラグインが使用できないため、最新のバージョンで使えるmixhostに変更することにしました。
レンタルサーバー変更の手順
ここからは実際に行ったサーバー移転の手順を記していきます。
古いサーバーの契約はそのままで、新サーバーの契約をします。古いサーバーの契約を残しあえて契約の被る期間を作ることでスムーズな移行ができます。
新サーバーでドメインを追加します。〇〇〇〇.comをドメイン追加。
info@〇〇〇〇.com、example@〇〇〇〇.comなど現在使用しているメールアドレスを新サーバーで追加発行します。
追加したメールアドレスを普段使用しているメールソフトにアカウント追加します。アカウントをダブらせることで移行期間中のメールの受信漏れを防ぎます。ちなみに今回の顧客はPOP受信のケースだったのでメールサーバー内に残っているデータの費気づきは不要でした。IMAP受信の場合はサーバー内のデータを移行する必要があります。
ドメイン会社(例:お名前ドットコムやムームードメインなど)で該当ドメインのネームサーバーを新サーバーのものに変更します。これを行うことでドメインが新サーバーで使用できるようになります。ちなみに切り替えてもすぐには反映されず、最大72時間かかると言われているので焦らずじっくり待ちましょう。
ネームサーバーが切り替わったら、新しく追加したメールアカウントで受信ができるようになります。
ネームサーバーが切り替わったら、サーバー上にサイトのファイルをアップロードします。
これでサーバーの移転は完了です。
まとめ
今回は実際に弊社が行ったサーバーを移転する手順をまとめて記してみました。
実際に行う操作方法などは各サーバー会社、各ドメイン会社によって画面が様々あるので調べてみてください。
参考にしていただければと思います。